SEWING LESSON * CHECK&STRIPE

■ 準備するもの

生地
リネン・コットン薄～中ぐらいの厚さの生地がおすすめです。
たっぷりとギャザーの入ったデザインですので、あまり張りのある生地よりも
程よい落ち感のある生地の方がボリュームが調節しやすいように思います。

接着芯　

裏衿と見返しの裏側に使用します。
使用する生地にもよりますが極薄～薄手のものがお薦めです。

※今回使用した接着芯は、写真のように本の上に重ねてみると
文字などがしっかりと読み取るれるぐらい極薄手のタイプです。
接着芯は使用する生地の色にできるだけ色を合わせた方が見栄えがいいので
濃い色の生地を使用するときには濃い色の接着芯を使用するようにしましょう。

■ パターンを準備します

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パターンの選び方
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このブラウスは見頃にたっぷりとギャザーが入ったデザインです。
下記の通りＳサイズでもバスト寸法は162センチもありますので
ボリュームを控えた感じで着こなしたい・・・という方はワンサイズ小さめサイズを選ばれてもいいと思います。

　パターンの写し方については、ｔｏｐｉｃｓの「縫い始める前にしておきたい下準備について」の

　ページで詳しくご紹介しています。よかったら参考になさって下さいね。

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写しとるパターン
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サイズが決まったらパターンを写します。

*　前身頃
*　後身頃
*　衿
*　見返し
*　袖
*　カフス　　　　の合計６パーツ

　パターンは、外側の線だけでなく、「前身頃・袖」などといった型紙の名称や、

　「ノッチ（合印）」　「地の目」　「サイズ」　「縫い代寸法」　など、すべての情報を写しとっておきましょう。

　※袖口あき用バイアスは、生地に指定された長さの線を直接引いて裁断します。

　※また、表裏が分かりにくい生地には裏面にマスキングテープなどを目印をつけておくと
　取り間違いを防ぐことができます。

■ 地直しをしましょう

リネンやコットンなど、縮みやすい素材の生地を使用する場合は裁断の前に水通ししましょう。
地直しの仕方はtopicsの　「縫い始める前にしておきたい下準備」　の
「綿麻素材の地直しの仕方」で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

■ パターンを配置しましょう

下の図を見ながらパターンを配置します。
前身頃と後ろ見頃で、「わ」を作る位置を変え、生地が無駄にならないように配置しています。

■ 縫い代をつけましょう

パターンが配置できたら、本の５８ページもしくは上の「裁ち図」を見ながら、指定の寸法どおりに縫い代をつけます。

　裁断の仕方について詳しくはtopicsの　「裁断の仕方」　を参考にしてくださいね。

■ 裁断しましょう
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裁断のコツ
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パターンを配置して縫い代線が引けたら裁断します。
裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。
パターンがのっている生地はなるべく持ち上げたり動かしたりせず、はさみの下刃が机の上を滑るように動かしていきます。
衿ぐりやポケットなどのカーブ部分については、一度で裁断しにくければ少し大きめに荒裁ちをしてから裁断してみて下さいね。

■ 印をつけましょう

裁断ができたら、チャコやチャコペーパーを使って出来上がり線の印をつけましょう。
チャコぺーバーは「水で消える」タイプのものがお薦めです。

続いてノッチ（合印にもチャコや小さな切りこみを入れることで印をつけます。
これから各パーツを縫い合わせていくときにノッチ（合印）がとても重要になってきます。
ギャザー止まりや衿つけ止まりなどのノッチ（合印）は特に忘れずにつけておいて下さいね。
（※ノッチは、縫い代の端に小さな切り込み（約０．２センチぐらい）を入れて印の代わりにしてもＯＫです。
切り込みを入れられない場所は、しつけ糸を使った切りじつけなどで印をつけるといいでしょう。）

ミシンで縫うときはステッチ定規やミシン台（下画像参照）についている定規を利用して縫うと便利です。
最小限の印でも、縫い代の幅を一定にして縫うことができます。

■接着芯を貼りましょう

見返しと裏衿の裏に接着芯を貼ります。
使用する接着芯の種類については　「準備するもの」　の項目で先にご紹介したように
不織布ではない極薄～薄手タイプの接着芯がお薦めです。
衿は、２枚あるうちのどちらか一枚にだけ接着芯を貼り、貼った方を　裏衿　として使用します。
衿はバイアス方向に裁断しているので接着芯も同じようにバイアス方向に裁断して下さい。

■前後身頃の衿ぐりに粗ミシンをかけましょう

ギャザー止まりの印から印まで粗ミシンをかけましょう。

衿ぐりにかける「粗い針目のミシン」とは、衿ぐりにきれいなギャザーを寄せるための
下準備で行うミシンの作業のことです。
やり方は簡単！！まず・・・

（１）ミシンの設定を変更しましょう。
ミシンの機能の中に「送り幅」という縫い目ひと針分の寸法を調節するところがあります。
機種によってダイヤルだったりコントロールパネルだったりさまざまなのですが、
その送り幅を４～５に変更します。

（２）指定された場所を縫いましょう。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いはしません。あとで引っ張りやすいように糸を少し長めに残しておきます。

（３）ミシンの設定を戻しましょう。
あとでまた、ミシンを使うときのために縫い終わったら設定を元に戻しておきましょう。

■前身頃に見返しをつけましょう