■ 準備するもの

生地・・・中〜厚手ぐらいの生地がお薦めです。
本の32ページで使用している生地はボーイフレンドチノクロスという綿のしっかりした生地です。
44と46ページはフレンチコーデュロイ、秋冬向けの見た目にも温かな生地です。
肩ひもにボタンホールを縫わなくてはならないデザインですのでので、
ご使用のミシンのパワーを念頭に入れながら生地選びをされた方がいいと思います。






■ パターンを準備します
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パターンの選び方
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ゆとりのしっかり入ったルーズなスタイルのパンツです。
普段履かれているパンツのサイズと同じかワンサイズ小さめでもいいかと思います。




 パターンの写し方については、topicsの「縫い始める前にしておきたい下準備について」の
 ページで詳しくご紹介しています。よかったら参考になさって下さいね。




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写しとるパターン
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サイズが決まったらパターンを写します。

* 前パンツ
* 後ろパンツ
* 前ヨーク
* 前見返し
* ポケット
* 袋布

 肩ひもは生地に直接チャコペンシルなどで線をひいて裁断しますので、パターンはありません。
 パターンは、外側の線だけでなく、「前身頃・袖」などといった型紙の名称や、
 「ノッチ(合印)」 「サイズ」 「地の目」 「縫い代寸法」など、すべての情報を写しとっておきましょう。
 表裏が分かりにくい生地は、表面にマスキングテープなどを貼ってパーツの名前を書いておくと、
 作業中にひと目で何のパーツかや、裏表などがわかり、間違いを防ぐことができます。







■ 地直しをしましょう

リネンやコットンなど、縮みやすい素材の生地を使用する場合は裁断の前に水通ししましょう。
地直しの仕方はtopicsの 「縫い始める前にしておきたい下準備」 で詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。








■ パターンを配置しましょう

下の図を見ながらパターンを配置します。







■ 縫い代をつけましょう

パターンが配置できたら、上の「裁ち図」を見ながら、指定の寸法どおりに縫い代をつけます。

 裁断の仕方について詳しくはtopicsの 「裁断の仕方」 を参考にしてくださいね。






■ 裁断しましょう
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裁断のコツ
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パターンを配置して縫い代線が引けたら裁断します。
裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。
パターンがのっている生地はなるべく持ち上げたり動かしたりせず、はさみの下刃が机の上を滑るように動かしていきます。
衿ぐりやポケットなどのカーブ部分については、一度で裁断しにくければ少し大きめに荒裁ちをしてから裁断してみて下さいね。





■ 印をつけましょう

 裁断ができたら、チャコやチャコペーパーを使って各パーツに出来上がり線の印をつけましょう。
 (※チャコペーパーは両面・水で消えるタイプのものがお薦めです。





 パーツを縫い合わせていくときにノッチ(合印)がとても重要になってきます。
 小さなノッチ(合印)も忘れずに印をつけて作業の効率化を測りましょう
 ノッチは、縫い代の端に小さな切り込み(約0.2センチぐらい)を入れて印の代わりにしてもOKです。



 ミシンで縫うときはステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して縫うと便利です。
 最小限の印でも、縫い代の幅を一定にして縫うことができます。




■接着芯と接着テープを貼りましょう

上の裁断図を見ながら、必要なパーツに接着芯と接着テープを貼ります。
接着芯は薄手のもので大丈夫だと思います。
また接着テープが無い場合は接着芯をテープ状にカットして使用してもOKです。




前身頃のポケット部分の縫い方に関するお問い合わせを、
大変多く頂いておりますので、今回は本の作り方とは順番を変えて、
まずはじめに前パンツのポケット部分の作り方を詳しくご紹介していきたいと思います。
本の順番通りに作っていただいても、このページの順で作っていただいても
どちらでも完成することができますので、よかったら参考にしてみて下さい。



■前パンツに袋布をつけましょう







■前パンツの股ぐりを縫いましょう






■ポケットの袋布を縫いましょう








■袋布と前ヨークを縫い合わせましょう





















■肩ひもを作りましょう








■前ヨークに前見返しをつけましょう







■後ろパンツのポケットを作りつけましょう











■後ろパンツの股ぐりを縫いましょう








■脇を縫いましょう








■股下を縫いましょう






■ウエストの始末をしましょう







■裾を縫いましょう






■ボタンホールをあけ、ボタンをつけましょう












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