■ 準備するもの

スカート生地
綿や麻素材の生地がお薦めです。
春夏は涼しく着られるようカラーリネン、やさしいリネン、リバティプリントなどが、
秋冬は起毛やウール混のリネン、フレンチコーデュロイがお薦めです。

※接着芯
リバティプリントなどの薄手の生地を使用される場合は、前後ヨークと肩ひもに薄手の接着芯を貼りましょう。















■ パターンを準備します

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パターンの選び方
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No.126のスカートは、上からすっぽりとかぶって着用できるぐらいのゆとりが入った比較的ゆったりしたデザインです。
サイズは基本的に、お子さまの身長を参考にして選びます。

下の参考寸法は、すでにゆとりが入った数値になっています。普段着ているお洋服の中で
似たような形のジャンバースカートがありましたら、比較されながら選んでみて下さい。




 基本的なパターンの写し方については、topicsの「縫い始める前にしておきたい下準備について」の
 ページで詳しくご紹介していますので参考になさって下さいね。







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写しとるパターン
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サイズが決まったらパターン紙にパターンを写します。

* 前身頃 (1枚)
* 後身頃 (1枚)
* ヨーク (同じものを2枚用意しておくとGOOD/4枚)
* 肩ひも(同じものを2枚用意しておくとGOOD/4枚)

 前後の身頃(スカート)は同じ形ですが、それぞれ写しておくと裁断の作業がしやすく
 間違いが防止できるような気がします。

 ( )カッコ内は各パーツの裁断数です。 『 *前身頃(1枚) 』 という表示は、
 前身頃のパターンを使って、前身頃を1枚裁ちます、という意味になります。

 パターンは、外側の線だけでなく、「前身頃・ヨーク・肩ひも」といった型紙の名称や、
 「サイズ」「地の目」縫い代寸法など、すべての情報を写しとっておきましょう。

 ヨーク肩ひも は「わ」を開いた形のパターンを作っておくと作業がスムーズです。












■ 地直しをしましょう

裁断の前に水通ししましょう。
地直しの仕方はtopicsの「縫い始める前にしておきたい下準備」 の 「綿麻素材の地直しの仕方」で
詳しくご紹介しています。フレンチコーデュロイなど表面が起毛している生地は脱水時間を短くして
しわがつかないように注意して下さいね。














■ パターンを配置しましょう
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置 き 方
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まずは110センチ幅の生地を使用する場合の裁断からご紹介していきます。







パターンに付録している作り方説明書には、下のような裁断図が載っていますが、
具体的にどのように裁断していったらいいか、一例を紹介いたします。
















































■ 縫い代をつけましょう
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縫い代をつけます
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パターンが配置できたら、上の「裁ち図」を見ながら、寸法どおりにチャコで縫い代をつけます。
パターンに特に指定のない部分は全て1センチの縫い代となります。

 裁断の仕方について詳しくはtopicsの 「裁断の仕方」 を参考にしてくださいね。









■ 裁断して印をつけましょう
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裁断のコツ
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パターンを配置し、縫い代線が引けたら裁断をします。

裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。
パターンを配置した生地はなるべく動かさず、はさみの下の刃を机に滑らせるように添わせ、
生地がはさみで高く持ち上がらないようにするのがポイントです。
袖ぐり布のカーブ部分は一度で裁断しにくければ少し大きめに荒裁ちをしてから裁断します。
全てのパーツを切り終えたら、チャコやチャコペーパーを使って出来上がり線の印をつけましょう。
ギャザー止まりや肩ひもの付け位置のノッチには0.2cmぐらいの小さな切り込みを忘れずに
入れておいて下さいね。



また肩ひもは枚数も多く、縫い合わせるときに間違えやすいので、「中心側の裏側」など
自分が決めた場所に印をつけて置くといいと思います。






 接着芯を貼るパーツは印をつける前に接着芯を貼り、貼り終えたらもう一度パターンをのせて印をつけます。


洋服作りに慣れてきたら、ミシンの作業にステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して
縫ってみましょう。最小限の印でも、縫い代の幅を一定に縫うことができますので、作業効率がアップします。











※ ■ 接着芯を貼りましょう

リバティプリントなど薄手の生地を使用される場合は、裁断ができたらヨーク、肩ひもに接着芯を貼ります。
使用する接着芯は下の写真のような透け感のある極薄手〜薄手タイプのものでOKです。
接着芯選びは初心者の方には難しいので、心配な時は一度試し貼りをしてから使ってみて下さいね。
接着芯はよく使いそうな厚さや色のものを何種類かストックしておくと便利です。























■肩ひもを作りましょう

左右の肩ひもをそれぞれ中表に合わせて、下図のようにミシンで縫います。
縫い終えたら表に返してアイロンで整え、ステッチで押さえます。















■ヨークと肩ひもを縫い合わせましょう
まずは前後の裏ヨーク(着用したときに身体に触れる方)の下端の縫い代を出来上がりに折って
アイロンで折り線をつけておきます。続いて前後のヨークをそれぞれ中表に合わせ、
間に肩ひもをサンドイッチするように挟み込み、ミシンで縫います。
※中心側と外側を間違えないように合わせて下さいね。















■ポケットを作りましょう

ポケット布の周りの縫い代をジグザグ(ロック)ミシンで始末し、
ポケットの周りを出来上がりに折ってアイロンで整えます。
続いて、ポケット口をミシンで縫います。









ポケットを作るとき、裏側へ折り込んだ縫い代がポケットの端からはみ出ていないだけで
仕上がりも見た目もぐんとレベルアップします。ポイントはアイロンのかけ方。
簡単なので、ここでちょちょっとマスターして、色んなポケットに活用しましょう!!





















■脇を縫いましょう

前後の身頃(スカート部分)を中表に合わせ、下図のようにミシンで縫います。
縫い終えたら、ロック(ジグザグ)ミシンで縫い代をかがり、縫い代を後ろ身頃側へ倒してアイロンで整えます。
















■ポケットをつけましょう

ポケットの付け位置にポケットをつけましょう。
ポケット口は物を出し入れするときに力がかかりやすい場所なので
三角形に縫って補強します。
















■袖ぐりを始末しましょう

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バイアステープを作りましょう
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袖ぐりにつけるバイアステープを作ります。
テープの幅を3等分、それぞれ1センチになるよう折ってアイロンでしっかりと折り線をつけます。









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袖ぐりをバイアスで始末しましょう
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下図のように、折ったバイアスを一度開いて、袖ぐりと中表になるよう合わせ、ミシンで縫います。









縫い終えたら、表に返したときに縫いやすいよう縫い代を少しだけカットします。









身頃を裏返して、バイアスを表に返し、下図のようにミシンで縫います。













■身頃にギャザーを寄せましょう

身頃の胸部分に粗い針目でミシンをかけ、糸を引っ張ってギャザーを寄せます。
ギャザーミシンは、ギャザー止まりの少し外側までかけて置くとGOODです。




















■身頃とヨークを縫い合わせましょう

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身頃とヨークを縫い合わせましょう
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身頃とヨークを中表に合わせて、下図のようにミシンで縫います。















■ヨークにステッチを入れましょう。

縫い代を表裏のヨークの間に挟み込むように入れ、下図のようにヨークにステッチをかけます。
ステッチは表からかける方がGOOD!


















■裾を縫いましょう

裾を三つ折りにしてアイロンで整え、ミシンで縫います。















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