■ 準備するもの 生地 リネン・コットン・ウールなどの薄〜中厚ぐらいまでの厚さの生地がおすすめです。 本でモデルさんが着ているのは　ナチュラルコットンHOLIDAY　という　生地で 綿素材のやや薄〜中ぐらい厚みの生地で、程よい張りのある目の詰まった生地です。 濃い色は透け感がありませんので、一枚でさらっと着ることができます。 ※　ゴムテープの長さは目安です。ウエストに合わせて調整して下さい。 伸び止め接着テープ 前キュロットのポケット口部分に貼ります。平タイプのものがお薦めです。 ない場合は接着芯を１センチ幅にカットした物でも代用できます。 ■ パターンを準備します -------------- パターンの選び方 -------------- ご自分のウエストとヒップの寸法を参考にサイズを選びます。 　パターンの写し方については、ｔｏｐｉｃｓの「縫い始める前にしておきたい下準備について」の 　ページで詳しくご紹介しています。よかったら参考になさって下さいね。 ------------- 写しとるパターン ------------- サイズが決まったらパターンを写します。 *　前キュロット *　後ろキュロット *　袋布Ａ *　袋布Ｂ *　ウエストベルト　　　の合計５パーツ 共布ベルト・ベルト通しは生地に直接チャコペンなどで線を書き、直裁ちします。 　パターンは、外側の線だけでなく、「前キュロット・袋布Ａ」などといった型紙の名称や、 　「ノッチ（合印）」　「サイズ」　「地の目」　「縫い代寸法」など、すべての情報を写しとっておきましょう。 　表裏が分かりにくい生地は、表面にマスキングテープなどを貼って目印にしておくと、作業中にひと目で 　裏表がわかり、間違いなどを防ぐことができます。 実物大型紙では、前キュロット　・　袋布Ａ（ポケット）　・　袋布Ｂ（ポケット）　の線が重なっています。 少々複雑なので写し取るパーツを下図のように色分けして表示してみました。 参考にしてみて下さい。 ■ 地直しをしましょう リネンやコットンなど、縮みやすい素材の生地を使用する場合は裁断の前に水通ししましょう。 地直しの仕方はtopicsの　「縫い始める前にしておきたい下準備」　の 「綿麻素材の地直しの仕方」で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

■ パターンを配置しましょう 下の図を見ながらパターンを配置します。 前キュロット・後ろキュロット、　ウエストベルト・共布ベルト、　ベルト通し・袋布Ａ・袋布Ｂ　は それぞれ布のたたみ方を変えて裁断しています。 ■ 縫い代をつけましょう パターンが配置できたら、本の８０ページもしくは上の「裁ち図」を見ながら、指定の寸法どおりに縫い代をつけます。 　裁断の仕方について詳しくはtopicsの　「裁断の仕方」　を参考にしてくださいね。 ■ 裁断しましょう ---------‐ 裁断のコツ ---------- パターンを配置して縫い代線が引けたら裁断します。 裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。 パターンがのっている生地はなるべく持ち上げたり動かしたりせず、はさみの下刃が机の上を滑るように動かしていきます。 衿ぐりやポケットなどのカーブ部分については、一度で裁断しにくければ少し大きめに荒裁ちをしてから裁断してみて下さいね。 ■ 印をつけましょう 　裁断ができたら、チャコやチャコペーパーを使って出来上がり線の印をつけましょう。 　ここでは線で示してあります。（※チャコペーパーは水で消えるタイプのものがお薦めです。） 　また、これから各パーツを縫い合わせていくときにノッチ（合印）がとても重要になってきます。 　小さなノッチ（合印）も忘れずに印をつけて作業の効率化を測りましょう 　ノッチは、縫い代の端に小さな切り込み（約０．２センチぐらい）を入れて印の代わりにしてもＯＫです。 　ポケット付け位置など切り込みを入れられない場所は、しつけ糸を使った切りじつけなどで印をつけるといいでしょう。 　ミシンで縫うときはステッチ定規やミシン台（下画像参照）についている定規を利用して縫うと便利です。 　最小限の印でも、縫い代の幅を一定にして縫うことができます。 ■伸び止め接着テープを貼りましょう 前キュロットのポケット口部分に伸び止め接着テープを貼ります。

■前端にポケットを作りましょう 各パーツの見分けがつきやすいよう、下画像のように生地の色を変えました。 実際に作るときは同じ色の生地を使用します。 ■タックをたたんで仮止めしましょう ■脇と股下を縫いましょう ■股上を縫いましょう ■ベルト通しを作り、つけましょう ■ウエストベルトを作りましょう ■ベルト布をつけましょう ■ゴムテープを通しましょう ■共布ベルトを作りましょう 共布ベルトは表に返す前、下のように丁寧に縫い代をアイロンで処理しておくと、 表に返した後のアイロンがとても楽に、きれいに仕上がります。 ■裾をあげましょう

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