■ 準備するもの

表布・・・C&Sハーフリネンコードレーン (ブルー) 
110cm幅 30cm

 他にハーフリネン、秋冬ですと圧縮ウールなどの生地がお薦めです。
柔らかい生地よりも目のつんだしっかりめの生地の方が丈夫に仕上がります。



別布・・・C&Sリネン混ダンガリー (ホワイト)
50cm×30cm

 甲・かかと同じ布でもOKです!


接着芯キルト芯
90cm幅 30cm










■ パターンを準備します

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写しとるパターン
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付属の実物大パターン/ 裏面の 「37」 と数字の書いてあるパターン6枚

* 外甲
* 内甲
* 外かかと
* 内かかと
* 外底
* 内底


 ノッチは忘れずにつけましょう。
 さらに、「中心線・わ」「地の目」などなど、すべての情報をしっかりと写しとっておきましょう。
 きちんとしたパターンを作っておくと、後々の作業効率がぐっとUP!します。

 パターンの写し方については、topicsの「縫い始める前にしておきたい下準備について」のページで
 詳しくご紹介しています。







シューズの  と かかと は、下図を参考に中心の「わ」を開いた状態のパターンを作りましょう。





かかとも同様にして、「わ」を開いた形のパターンを作ります。








■ 地直しをしましょう

リネンやコットンは縮みやすい素材のひとつでもあります。
完成されたルームシューズをご家庭でお洗濯される可能性がある場合には、念のため裁断の前に地直しをしておくことを
お薦めいたします。地直しの仕方はtopicsの 「縫い始める前にしておきたい下準備」 の 〜綿麻素材の地直しの仕方〜 で
詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。












■ パターンを配置しましょう
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置 き 方
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■ 縫い代をつけましょう
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縫い代をつけます
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パターンが配置できたら、上図、もしくは107ページの「裁ち図」を見ながら、寸法どおりにチャコで縫い代をつけます。
特に指定されていない部分の縫い代は0.5cmですが、ミシンが得意でない方や縫い代がほつれやすい生地を
使用される場合などは縫い代をもう少し増やして、縫ってから0.5cmにカットしてもいいと思います。

 裁断の仕方について詳しくはtopicsの 「裁断の仕方」 を参考にしてくださいね。









■ 裁断しましょう
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裁断のコツ
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パターンを配置し、縫い代線が引けたら裁断をします。
裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。
パターンを配置した生地はなるべく動かさず、はさみの下の刃を机に滑らせるように添わせ、
生地がはさみで高く持ち上がらないようにするのがポイントです。
1度で切りにくいところは、少し大きめに荒裁ちをしてから裁断してもいいでしょう。









■ 印をつけましょう
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出来上がり線の印つけ
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裁断ができたら、ノッチと底・甲・かかとの各パーツの中心に、はさみで小さく切り込みを入れます。
縫い代が0.5cmなので切り込み過ぎないように注意してくださいね。
ミシンで縫うときはステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して縫いましょう。
最小限の印でも、縫い代の幅を一定にして縫うことができます。











■ 接着キルト芯を貼りましょう

外甲、外底、内底の裏面に接着キルト芯を貼ります。
接着面を上にして、下図のように各パーツ、表面を上にして重ねます。
まち針で数箇所とめてから形に合わせてカットしていきましょう。




アイロンは「中」ぐらいの温度で、布側からかけます。
温度が高すぎると綿が溶けてしまうことがありますので、注意してくださいね。














■ 外甲と内甲のつま先を縮めましょう

外甲と内甲のつま先をしつけ糸2本どりでぐし縫いします。
















■ 外かかと、内かかとの直線部分を縫いましょう。

外かかと、内かかと布の直線の部分を下図のように折って、ミシンで縫います。
さらに内かかとのカーブ部分をしつけ糸2本どりでぐし縫いします。















■甲とかかとを縫い合わせましょう。

下図のように外甲と外かかとを中表にして縫い合わせます。









内甲と内かかとも同様に縫い合わせましょう。












■底と甲を縫い合わせましょう。

外底と、かかとの付いた外甲を下図のように中表にして縫い合わせましょう。







縫い合わさったら下図のように、まず内シューズを表に返します。(外シューズは裏返しのままでOK)
続いて、表に返した内シューズを外シューズの中にすっぽりと入れてしまいます。














■外と中を縫い合わせましょう。

外シューズと内シューズの甲の上側部分を縫い合わせましょう。
縫いにくいところなので、しつけをしてから縫うと失敗がありません。



















■かかとをまつりましょう。

内側と外側のかかとの間からシューズを表に返します。
シューズの中に手を入れて、しっかりと形を整えてからかかとの返し口を手でまつります。






























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