■ 出来上がり寸法と準備するもの

使用する生地は、適度な厚みと程よい柔らかさのあるナチュラルコットンチノクロスなどがお薦めです。
またざっくりと折られた生地よりは、少し織り密度の高いものの方が丈夫で型崩れがしません。
ウエストに通す紐は、同系色でもアクセントカラーにしてもお好みに合わせてOKです。





【 出来上がり寸法 】
S ・・・・ ウエスト 83cm  ・  股下 29.5cm
M ・・・・ ウエスト 87cm  ・  股下 29.5cm
L ・・・・ ウエスト 92cm  ・  股下 30cm












【 出来上がり寸法 】
S ・・・・ ウエスト 81cm  ・  股下 25cm
M ・・・・ ウエスト 85cm  ・  股下 25cm
L ・・・・ ウエスト 91cm  ・  股下 25cm

















【 出来上がり寸法 】
 90 ・・・・ ウエスト 51cm  ・  股下 13.5cm
100 ・・・・ ウエスト 52cm  ・  股下 15cm
110 ・・・・ ウエスト 54cm  ・  股下 16cm
120 ・・・・ ウエスト 58cm  ・  股下 18cm
130 ・・・・ ウエスト 60cm  ・  股下 20cm

















■ パターンを準備します

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パターンの選び方
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ハーフパンツは、ヒップ寸法を基準にサイズを選びます。
CHECK&STRIPE みんなのてづくり の付録の実物大パターンの表紙にS・M・Lの参考スリーサイズと
作り方ページ(P.83)の出来上がり寸法の両方を見ながら、選んでくださいね。
基本的なパターンの写し方については、topicsの「縫い始める前にしておきたい下準備について
のページで詳しくご紹介しています。









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写しとるパターン
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付属の実物大パターン/裏面の 「12(メンズ) ・ 13(レディス) ・ 14(キッズ)」 と数字の書いてあるパターン

* 前パンツ
* 後ろパンツ
* ポケット向布
* ポケット袋布  の 計4枚

 パターンは、外側の線だけでなく、「前パンツ・ポケット袋布」などといった型紙の名称や、
 「サイズ」「地の目」などなど、すべての情報を写しとっておきましょう。







ポケットのパターンは向布と袋布という2つのパーツが重なって記してありますので、
それぞれ線を間違えないように注意して写します。










また、前後のパンツのパターンに記してある布目線を、ウエストから裾まで延長して伸ばしておきましょう。
こうしておくと、パターンを配置するとき、布の「耳」と布目線を正確に平行にすることができます。



















■ 地直しをしましょう


裁断の前に水通ししましょう。
地直しの仕方はtopicsの「縫い始める前にしておきたい下準備」 の 「綿麻素材の地直しの仕方」で詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。















■ パターンを配置しましょう
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置 き 方
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83〜84ページの裁ち図を見ながらパターンを配置します。


























■ 縫い代をつけましょう
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縫い代をつけます
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パターンが配置できたら、上図もしくは83〜84ページの「裁ち図」を見ながら、寸法どおりにチャコで縫い代をつけます。
パンツのウエスト部分と裾、ポケット向布のウエスト部分はそれぞれ指定された寸法の縫い代をつけます。
その他特に指定されていない部分の縫い代は1センチとなります。

 裁断の仕方について詳しくはtopicsの 「裁断の仕方」 を参考にしてくださいね。










■ 裁断しましょう
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裁断のコツ
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パターンを配置し、縫い代線が引けたら裁断をします。

裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。
パターンを配置した生地はなるべく動かさず、はさみの下の刃を机に滑らせるように添わせ、
生地がはさみで高く持ち上がらないようにするのがポイントです。
股ぐりのカーブ部分は一度で裁断しにくければ少し大きめに荒裁ちをしてから裁断してみて下さいね。









■ 印をつけましょう
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出来上がり線に印をつけましょう
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裁断ができたらチャコやチャコペーパーを使って出来上がり線の印をつけましょう。
ノッチには小さく(約0.2センチぐらいの)切り込みを入れておきます。

更にミシンで縫うときはステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して縫いましょう。
最小限の印でも、縫い代の幅を一定にして縫うことができます。














■ポケット口に接着テープを貼りましょう

ポケット口に接着テープを貼ります。
また、生地の織りがざっくりしたものや薄手のものはひも通し穴(ボタンホール)部分にも
図のように小さくカットした接着芯を貼っておくと安心です。
















■縫い代の始末をしましょう

前後のパンツの股上と股下の縫い代をロック(ジグザグ)ミシンでかがります。


















■ひも通し穴をあけましょう

前パンツの所定の位置にひも通し穴(ボタンホール)をあけます。



















■ポケットを作りましょう





















































■前後のパンツを縫い合わせましょう

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脇を縫いましょう
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前後のパンツを中表に合わせてミシンで脇を縫います。
縫い終えたら、縫い代を2枚一緒にロック(ジグザグ)ミシンでかがります。




















(本ではまず脇と股下を同時に縫って、次に表から脇の押さえミシンをかけるように説明していますが、
こちらは、初心者の方向けに作業がよりやり易い方法をご紹介してみました。)












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股下を縫いましょう
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股ぐりを縫いましょう
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■股ぐりに補強ステッチをかけましょう

股の縫い代をつまんで下図のようにミシンで縫います。
このステッチは裁ったり座ったりするときに力のかかる股の部分を補強し、破れを防ぎます。
















■ウエストと裾を縫いましょう

ウエストと裾を三つ折りにして、ミシンで縫います。(大人サイズと子どもサイズでは
折りあげる幅が違いますので注意して下さいね。)













■ウエストにゴムとひもを通しましょう

まず最初にウエストにゴムを通します。
幅の広い平ゴムは通す時に摩擦が大きく、市販のゴム通しでは途中でゴム通しが外れてしまうことも多いので
下の写真のように安全ピンをゴムの先に刺して通されると、失敗がありません。よかったら試してみて下さいね。





続いてひも通し穴からひもを通します。(ひもの端はお好みですが、結ぶか、平べったいひもでしたら
端を小さく三つ折りにしてミシンで押さえておくのもきれいです。






































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