■ 準備するもの ナチュラルコットンダブルガーゼ 110cm幅 S=245cm、 M・L=250cm ボタン 直径1.1cmのものを11個 ■ パターンを準備します ---------------- パターンの選び方 ---------------- アリウムのチュニックは、バスト寸法を基準にサイズを選びます。 CHECK&STRIPE みんなのてづくり の付録の実物大パターンの表紙にS・M・Lの参考スリーサイズと 作り方ページ(P.94)の出来上がり寸法の両方を見ながら、選んでくださいね。 (P.33の写真を見ていただけるとわかるように、ギャザーの多いゆったりとしたデザインの お洋服ですので出来上がりのバスト寸法もたっぷりとしています。) 基本的なパターンの写し方については、topicsの「縫い始める前にしておきたい下準備について」 のページで詳しくご紹介しています。 --------------- 写しとるパターン --------------- 付属の実物大パターン/裏面の 「17(=大人用)」 と数字の書いてあるパターン * 前身頃 * 後ろ身頃 * 袖 * 衿 * カフス の計5枚 パターンは、外側の線だけでなく、「前身頃・カフス」などといった型紙の名称や、 「サイズ」「地の目」などなど、すべての情報を写しとっておきましょう。 衿は2つの「わ」を開いたパターンを作ります。 後ろ身頃の裾は下の手順で写します。 ■ 地直しをしましょう 裁断の前に水通ししましょう。 地直しの仕方はtopicsの「縫い始める前にしておきたい下準備」 の 「綿麻素材の地直しの仕方」で詳しくご紹介しています。 ぜひ参考にしてみてください。 |
■ パターンを配置しましょう --------- 置 き 方 --------- 94ページの裁ち図を見ながらパターンを配置します。 ■ 縫い代をつけましょう ---------------- 縫い代をつけます ---------------- パターンが配置できたら、上図もしくは94ページの「裁ち図」を見ながら、寸法どおりにチャコで縫い代をつけます。 前身頃の端は4センチ、前後身頃の裾は1.5センチ、その他特に指定されていない部分の縫い代は1センチとなります。、 裁断の仕方について詳しくはtopicsの 「裁断の仕方」 を参考にしてくださいね。 ■ 裁断しましょう ---------‐ 裁断のコツ ---------- パターンを配置し、縫い代線が引けたら裁断をします。 裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。 パターンを配置した生地はなるべく動かさず、はさみの下の刃を机に滑らせるように添わせ、 生地がはさみで高く持ち上がらないようにするのがポイントです。 袖ぐりのカーブ部分は一度で裁断しにくければ少し大きめに荒裁ちをしてから裁断してみて下さいね。 ■ 印をつけましょう --------------------------- 出来上がり線に印をつけましょう --------------------------- 裁断ができたらチャコやチャコペーパーを使って出来上がり線の印をつけましょう。 ノッチには小さく(約0.2センチぐらいの)切り込みを入れておきます。 更にミシンで縫うときはステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して縫いましょう。 最小限の印でも、縫い代の幅を一定にして縫うことができます。 |
■ 縫い代の始末をしましょう 前後身頃の脇、袖下の縫い代をロック(ジグザグ)ミシンでかがります。 ■ギャザー寄せのためのミシンをかけましょう 前後身頃の衿ぐりと、袖の袖山と袖口にギャザーを寄せるためのミシン(粗い針目)をかけます。 アリウムのブラウス製作で登場する「ギャザー寄せ(粗い針目)のミシン」とは、 衿ぐりや袖口にきれいなギャザーを寄せるための下準備で行うミシンの作業のことです。 やり方はとっても簡単!まずは (1)ミシンの設定を変更しましょう。 ミシンの機能の中に「送り幅」という縫い目ひと針分の寸法を調節するところがあります。 機種によってダイヤルだったりタッチパネルだったりさまざまだと思いますが、 その「送り幅」を4〜5(通常は普通の生地の厚みであれば2.5ぐらいの設定が適当です)に変更します。 (2)指定された場所を縫いましょう。 縫い始めと縫い終わりは返し縫いはしません。後でギャザーを寄せるときに引っ張りやすいよう 糸は少し長めに残しておきます。 (3)ミシンの設定を元に戻しましょう。 後でまたミシンを使うときのために縫い終わったら設定を元に戻しておきましょう。 ■身頃の肩と脇を縫いましょう 前後の身頃を中表に合わせ、肩と脇をミシンで縫います。 肩は縫い終えたら縫い代を2枚一緒にロック(ジグザグ)ミシンでかがります。 ■前端を縫いましょう 前身頃の前端を三つ折りにしてミシンで縫います。 三つ折りをするのにとても便利な道具をご紹介いたします。 測りながらアイロンで押さえられるので三つ折りがとてもスピーディー!おすすめです。 ■ 肩にステッチをかけましょう 肩の縫い代を後ろ身頃側へ倒し、ステッチをかけます。 ■衿をつけましょう ---------------------------- 衿ぐりにギャザーを寄せましょう ---------------------------- ---------------- 衿と合わせましょう ---------------- 身頃と衿を中表に合わせて衿ぐりをミシンで縫いましょう。 ------------------ 衿を表に返しましょう ------------------ 衿を表に返してミシンで縫います。 衿の裏側のミシンが衿から外れてしまうことが多い・・・という方は、 ここだけ!と思って丁寧にしつけをかけてからミシンをしてみて下さいね。 しつけのかけ方は下の方法がお薦め。 とってもきれいに縫うことができます。 |
■袖を縫いましょう ---------------- 袖下を縫いましょう ---------------- 袖を中表にして袖下を縫いましょう。脇の部分は1センチ縫い残します。 --------------- あきを作りましょう --------------- 袖口のあき部分を下図のように三つ折りにして、ミシンで縫います。 あき止まりの部分は着脱のときに負荷がかかりすぎると、 裂けてしまうこともありますので2度縫いしておくと安心です。 ----------------- カフスをつけましょう ----------------- まずはカフスの端を片方だけ、図のように出来上がりに折ってアイロンで押さえます。 続いてカフスと袖を中表に合わせて袖口をミシンで縫います。 図のようにカフスと身頃を縫い合わせたところを広げ、アイロンで整えます。 広げたカフスを図のように中表になるように折りたたみ、カフスの端を縫います。 カフスを表に返して整え、袖口を縫います。 衿と同様に、出来上がりに折ったとき、裏側になる方(着用時にお肌に触れる方)を 約0.1センチほど長めにになるよう折り返し、しつけをかけてからミシンで縫うと、 表も裏もしっかりとカフスの上にステッチが乗り失敗がありません。 ■袖と身頃を縫い合わせましょう ----------------- 袖ぐりを縫いましょう ----------------- 袖山にギャザーを寄せて、袖と身頃を中表に合わせ、袖ぐりをミシンで縫います。 縫い終えたら、縫い代を2枚一緒にロック(ジグザグ)ミシンでかがります。 袖と身頃を表に返し、袖ぐりの縫い代を身頃側へ倒しながらアイロンで整え、袖ぐりにミシンでステッチをかけます。 ■身頃の裾をあげ、ボタンをつけましょう 身頃の裾を三つ折りにしてミシンで縫います。 ご使用のミシンのアタッチメントなどを使って、ボタンホールをあけボタンをつければ完成です。 |
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