■ 準備するもの 生地・・・中〜中厚手ぐらいのリネンやコットン、ウールなどがお薦めです。 本の18ページで使用している生地はよそいきのハーフリネンという綿麻の生地で 落ち着いた光沢があり、ほんの少し張りがある滑りのいい生地です。 裏地は付いていないので、滑りのいい生地など使用されますと脱ぎ着が楽なように思います。 ■ パターンを準備します -------------- パターンの選び方 -------------- 程よいゆとりの入ったコートです。 普段お召しになっているコートのサイズを参考にしてみて下さい。 パターンの写し方については、topicsの「縫い始める前にしておきたい下準備について」の ページで詳しくご紹介しています。よかったら参考になさって下さいね。 ------------- 写しとるパターン ------------- サイズが決まったらパターンを写します。 * 前身頃 * 後ろ身頃 * 外袖 * 内袖 * 前見返し * 後ろ見返し * ポケット袋布 ウエストのベルトひもは生地に直接チャコペンシルなどで線をひいて 裁断しますので、パターンはありません。 パターンは、外側の線だけでなく、「前身頃・袖」などといった型紙の名称や、 「ノッチ(合印)」 「サイズ」 「地の目」 「縫い代寸法」など、すべての情報を写しとっておきましょう。 表裏が分かりにくい生地は、表面にマスキングテープなどを貼ってパーツの名前を書いておくと、 作業中にひと目で何のパーツかや、裏表などがわかり、間違いを防ぐことができます。 ■ 地直しをしましょう リネンやコットンなど、縮みやすい素材の生地を使用する場合は裁断の前に水通ししましょう。 地直しの仕方はtopicsの 「縫い始める前にしておきたい下準備」 で詳しくご紹介しています。 ぜひ参考にしてみてください。 |
■ パターンを配置しましょう 下の図を見ながらパターンを配置します。 ■ 縫い代をつけましょう パターンが配置できたら、上の「裁ち図」を見ながら、指定の寸法どおりに縫い代をつけます。 裁断の仕方について詳しくはtopicsの 「裁断の仕方」 を参考にしてくださいね。 ■ 裁断しましょう ---------‐ 裁断のコツ ---------- パターンを配置して縫い代線が引けたら裁断します。 裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。 パターンがのっている生地はなるべく持ち上げたり動かしたりせず、はさみの下刃が机の上を滑るように動かしていきます。 衿ぐりやポケットなどのカーブ部分については、一度で裁断しにくければ少し大きめに荒裁ちをしてから裁断してみて下さいね。 ■接着芯を貼りましょう ■接着テープを貼りましょう ■ 印をつけましょう 裁断ができたら、チャコやチャコペーパーを使って各パーツに出来上がり線の印をつけましょう。 (※チャコペーパーは両面・水で消えるタイプのものがお薦めです。) パーツを縫い合わせていくときにノッチ(合印)がとても重要になってきます。 小さなノッチ(合印)も忘れずに印をつけて作業の効率化を測りましょう ノッチは、縫い代の端に小さな切り込み(約0.2センチぐらい)を入れて印の代わりにしてもOKです。 ミシンで縫うときはステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して縫うと便利です。 最小限の印でも、縫い代の幅を一定にして縫うことができます。 |
■後ろ身頃のダーツを縫いましょう ■身頃の脇を縫いましょう ■ポケットの袋布を縫いましょう ■ポケットをつけましょう ■身頃の肩を縫いましょう ■見返しの肩を縫いましょう ■身頃と見返しを縫いましょう ■袖を縫いましょう ■袖をつけましょう ■ひもを縫いましょう ■ベルトループを作りましょう |
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