■ 準備するもの

表布・・・C&S オリジナルリネン混ダンガリー ライトネイビー
     または、C&S オリジナルリネンフラワーマーケット ブルー

110cm幅 1m 60cm(S・M)、1m 70cm(L)
 150cm幅で裁つ場合は、1m 50cm(S・M)、1m 60cm(L)


接着芯・・・90cm幅のもの、30cm

ゴムテープ・・・0.8cm幅のもの、1m40cm










■ パターンを準備します

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パターンの選び方
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付属の実物大パターンの中から、自分のサイズにあったパターンを選びます。
台形リボンスカートは、ウエスト寸法を基本にサイズ選びをされるといいと思います。

CHECK&STRIPE FLORAL の作り方ページは、各サイズの出来上がり寸法が記されています。
出来上がり寸法とは、実際に仕立て上がったお洋服そのものの寸法ですので、通常サイズを選ばれるときは
お手持ちのお洋服(ブラウスならばブラウス、パンツならパンツ、コートならコートと似たような形のもの)の寸法を
実際に計って、その寸法を参考にサイズを選びます。










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写しとるパターン
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付属の実物大パターン/ D 面の 27 と数字の書いてあるパターン以下4枚を写し取ります。
* 前スカート
* 後ろスカート
* ポケット・・・※縫い代付きのパターンにします。
* ベルト

 パターンは、外側の線だけでなく、「前スカート・後ろスカート・ポケット・ベルト」などといった型紙の名称や、
 「ボタンホールの位置」「サイズ」「中心線・わ」「ノッチ」「地の目」などなど、すべての情報を写しとるのが基本です。
 きちんとしたパターンを作っておくと、後々の作業効率がぐっとUP!できます。
 ポケットは、パターンを移動して裁断します。もちろん、あらかじめ同じパターンを2枚準備してもOK!



 ポケットのパターンについて
ポケットはポケット口の縫い代が複雑な形をしているため、縫い代付きのパターンを作成して裁断をしましょう。












■ 地直しをしましょう

リネンは水を通すと縮みやすい素材のひとつです。裁断の前に地直しをしておきましょう。
地直しの仕方はtopicsの 「縫い始める前にしておきたい下準備」 の 〜綿麻素材の地直しの仕方〜 で
詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。













■ パターンを配置しましょう
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置 き 方
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今回は、生地のたたみ方にちょっぴり注意してくださいね。
「わ」になっている部分がねじれたり、よれたりしていないかしっかり確認をしてくださいね。
それぞれのパターンにつける縫い代の幅を予想しながらパターンから置いていきます。












■ 縫い代をつけましょう

作り方80ページの「裁ち図」、もしくは上の図を見ながら指定された寸法どおりにチャコなどで縫い代線を引きましょう。
特に指定がない部分の縫い代は1cmですが、ロックミシンが得意でない方やほつれやすい生地を使用される方は
縫い代の幅を少し(0.5cmぐらい)広げてもOK!です。








■ 裁断しましょう
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裁断のコツ
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はさみが動かしやすいように、生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。
パターンを配置した生地はなるべく動かさず、はさみの下の刃を机に滑らせるように添わせ、
生地がはさみで高く持ち上がらないように注意します。ポケット口の縫い代など1度で切りにくいところは、
少し大きめに荒裁ちをしてから裁断するときれいに裁つことができます。
 裁断の仕方についてはtopicsの 「裁断の仕方」 で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。








■ 生地の裏側に目印をつけましょう。

生地の表裏がはっきりわかる裁断直後に、生地の裏側に印をつけて置きましょう。
(縫い代部分にチャコなどで ×や○など小さな印をつけておくだけでOK!)
接着芯を貼る面や、ボタンホールをあける位置、ポケットやスカートの縫い合わせなど
後の作業がわかりやすく、表裏の間違いを防ぐことができます。








■ 印をつけましょう
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縫い線の印つけとノッチ
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裁断ができたら、 チャコやチャコペーパー&ルレットなどを使って印つけをしていきます。
角やノッチには+の印を、そのほかの部分は適度に間隔をあけて印をつけます。
直線部分は10cmぐらい、前後スカートのウエスト部分などカーブの付いている部分は、
少し間隔を狭めて4〜5cmぐらいをめやすに印付けをしましょう。

前後スカートの「中心」、前スカートの「ポケット付け位置」、ベルトの「ボタンホール位置」・「前後中心」・「左右脇」など
の小さな印も忘れずに印を入れて下さいね。










ミシンで縫うときはステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して縫いましょう。
最小限の印でも、縫い代の幅を一定にして縫うことができます。










■ 接着芯を貼りましょう

印しつけができたら接着芯を貼りましょう。

 本来、接着芯を貼る作業は、裁断 → 芯貼り → 印つけ という手順が基本ですが
 台形リボンスカートの場合は接着芯を貼っても、印をつけた部分がかくれてしまうことがないので
 先に印をつけてから接着芯を貼ります。



今回の接着芯を貼る目的は・・・?

 ポケット口・・・ポケット口の「伸び止め」と「補強」
 ボタンホール・・・ボタンホールの「補強」のため




接着芯の厚さは、薄〜中厚手ぐらいのものがお薦めです。
 更に基布が平織りのものが使いやすく、用途にも最適でお薦めです。







接着芯は縦地に裁って使いましょう。
伸び止め効果を最大限にアップさせるために、接着芯は縦地に裁って使いましょう。









アイロンの温度はどれくらい?
接着芯を貼る前に、生地に芯が合っているかどうか、残り布に一度接着してみましょう。
アイロンは中低温からスタートして、着きが悪いようならば少しずつ温度を上げていきます。















■ポケットを作りましょう。

ポケット口の縫い代をロック(ジグザグ)ミシンで始末し、下図(右)のようにポケットの縫い代を折って
アイロンで押さえ、ポケット口を縫いましょう。











台形リボンスカートをリネン混ダンガリーのような無地の生地で作る場合、ポケットやスカートに入れるステッチは
ちょっとしたワンポイントになります。普段ミシンで縫うときに使っている糸(60番)よりも少し太めのステッチ糸
(30番)を使ってステッチを入れると、デザインが引き締まって既製品のような洗練された出来上がりになります。
糸と針を換えるのが少々手間ですが、手間分以上の出来上がりになるのは間違いなし!!なので、よかったら
挑戦してみてくださいね。














■ポケットをつけましょう。
印つけで入れたノッチ(=切り込み)をガイドに、前スカートの上にポケットを配置してミシンで縫いましょう。











■前後スカートの中心を縫いましょう。

下図のように前後スカートの中心をミシンで縫い、ロック(ジグザグ)ミシンで縫い代をかがりましょう。












■縫い代を倒してアイロンで押さえましょう。

前スカートは縫い代を左に、後ろスカートは縫い代を右に倒してアイロンで押さえましょう。
 縫い代を倒す方向が前後で違いますので、注意してくださいね。
 縫い代に「きせ」がかかっていないか確認をしながら、表側からも軽くアイロンをかけましょう。













■前後スカートの中心にステッチをかけましょう。

前後スカートの表側から下図のようにステッチをかけましょう。













■前後スカートの脇を縫いましょう。

前後スカートを中表に合わせて、脇を縫いましょう。
続いて、縫い代をロック(ジグザグ)ミシンでかがりましょう。














■前後スカートの脇にステッチを入れ、裾を縫いましょう。

脇の縫い代を後ろスカート側へ倒してアイロンで押さえ、スカートの表からステッチを入れます。
続いて下図のように裾を折り、アイロンで押さえてからミシンで縫います。


















■ベルトにボタンホールをあけましょう。

















■ベルトを縫いましょう。

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ベルトの脇を縫いましょう
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下図のようにベルトの脇(左脇)を縫います。










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縫い代にアイロンをかけましょう
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脇の縫い代を割ってアイロンで押さえます。
続いて、下図のようにボタンホールがあいている方と反対側の縫い代を1cmに折ってアイロンで押さえます。











■ベルトとスカートを縫い合わせましょう。

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スカートとベルトを合わせましょう。
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ベルトを中表に、スカートは外表にして下図のように合わせまち針でとめます。












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ベルトとスカートを縫い合わせしょう。
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ウエスト周りを一周ぐるりと縫い合わせます。











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ベルトを二つ折りにしましょう。
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まずはベルトを表に返して、縫い合わせたところを下図のようにアイロンでしっかりと開きます。











ウエストの縫い代をベルトの間にはさみこむようにして、ベルトを二つ折りにし、ミシンで縫います。
続いてベルトの上から約2.5cmのところにステッチを入れます。
ステッチの縫い始めは「脇」部分からはじめると、見た目もきれいに仕上がります。











■ベルトにゴムテープを入れましょう。

ゴム通しなどを使って、ベルトにゴムを通しましょう。
ゴムの反対側の端が抜けてしまわないように、まち針をゴムひもに対して垂直に1本さしておくとストッパーになります。






ゴムを通したら端をつないで縫い合わせます。












■ひもを作りましょう。

下図のように縫い代を1cm幅に折り、アイロンで押さえてから二つ折りにして、ひもの端をジグザグミシンで縫います。

















■ひもをスカートに通して完成です。
ひもをゴムと同じく、ゴム通しなどを使ってウエストに通します。











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