■ 準備するものと用尺








■ パターンを準備します

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パターンの選び方
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このスカートはジャストウエストというよりは、少しローウエスト気味に着て頂くデザインとなっています。
下図のウエストの出来上がり寸法を参考にパターンのサイズを選びましょう。
基本的なパターンの写し方については、topicsの「縫い始める前にしておきたい下準備について」の
ページで詳しくご紹介していますので参考になさって下さいね。









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写しとるパターン
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サイズが決まったらパターンを写します。

* 前後スカート

 ベルトは長方形の単純な形なので寸法を見て自分でパターンを引くか生地に
 直接チャコなどで線を引く直裁ちでもOKです。   


 パターンは、外側の線だけでなく 「前スカート・ベルト」といった型紙の名称や、
 「サイズ」「地の目」「タックを倒す向き」「合印」などすべての情報を写しとっておきましょう。












■ 地直しをしましょう

裁断の前に水通ししましょう。
地直しの仕方はtopicsの「縫い始める前にしておきたい下準備」 の 「綿麻素材の地直しの仕方」で
詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

またフレンチコーデュロイのような毛並みのある生地は、毛をつぶしてしまわないよう
水通しをした後はネットなどに入れてできるだけ軽めに脱水をします。(約1分前後)
生地のゆがみを丁寧に整えながら干し、完全に乾いたら生地の裏側からアイロンをかけて整えます。
アイロンはスチームをたっぷりきかせて、生地にやさしく触れる程度の軽いタッチでかけるのがポイントです。
強く押し付けてしまうと、毛足がつぶれてしまいますので、気をつけて下さいね。















■ パターンを配置しましょう

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置 き 方
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まずは生地を縦に二つ折りにして、片側に「わ」を作ります。
生地がゆがまないように広いスペースをとって作業を行って下さい。















■ 縫い代をつけましょう
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縫い代をつけます
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パターンが配置できたら、上図もしくは84ページの「裁ち図」を見ながら、指示どおりにチャコで縫い代をつけます。

 裁断の仕方について詳しくはtopicsの 「裁断の仕方」 を参考にしてください。












■ 裁断しましょう
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裁断のコツ
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パターンを配置し、縫い代線が引けたら裁断をします。

裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。
パターンを配置した生地はなるべく動かさず、はさみの下の刃を机に滑らせるように添わせ、
生地がはさみで高く持ち上がらないようにするのがポイントです。












■ 印つけについて

裁断ができたらチャコやチャコペーパーなどを使って印をつけます。
また各ノッチのある場所には、その部分の縫い代に小さく切り込みを(縫い代の端から約0.2センチぐらい)入れておきます。











必要な印を入れたら後はステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して縫っていきましょう。


















■伸び止め接着テープを貼りましょう

前後スカートの左脇に下図のように伸び止め接着テープを貼ります。





















■スカート両脇の縫い代を始末しましょう

前後スカートの脇の縫い代をロック(ジグザグ)ミシンでかがります。
続いて、裾を出来上がりに折りアイロンで折りぐせをつけます。



















■左脇を縫いましょう

前後のスカートを中表に合わせて、下図のように左脇をミシンで縫います。
縫い終えたら、縫い代をアイロンで丁寧に整えます。



















■ファスナーをつけましょう

下図のように、後ろスカートの縫い代にファスナーを縫い止めます。











ファスナーつけ、苦手だなーなんて思われてらっしゃる方も多いと思いますので
ちょっと詳しくご紹介していきますね。


















続いて下図のように前スカートの縫い代を起こして、ファスナーと縫い合わせます。






















スカートを表に返して整え、下図のように消えるチャコペンなどで印をつけます。























■タックを縫いましょう

まずは下図のようにスカートを中心部分で中表たたみ、タックをミシンで縫います。












中心以外のタックも中心のタックと同じ手順(中表に合わせてタックを縫い、表からステッチ)で
縫います。













タックを全て縫い終えたら、ウエストベルトをつけやすいよう、ウエスト部分に仮止めミシンをかけます。






















■右脇を縫いましょう

タックを全て縫い終えたら、前後スカートを中表に合わせ、右脇(ファスナーのない方)を縫います。
続いて裾の縫い代をかがり、裾をあげます。




















■ウエストベルトをつけましょう

ウエストベルトとスカートを中表に合わせ、下図のようにウエスト周りを縫います。












縫い終えたらスカートの縫い代をカットします。











■カギホックをつけましょう


ウエストベルトの内側にカギホックをつけ完成です。















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