■ 準備するもの

表布・・・コットンやリネンなどの薄〜中厚手ぐらいの生地がお薦めです。
胸元にシャーリングでたくさんギャザーを寄せるデザインですので、
バリバリした張りのある生地よりも少し柔らかめの生地がいいと思います。






接着芯・・・少々(伸び止めテープでも代用できます。)



シャーリング用ゴムテープ・・・0.3センチ幅のものを80センチ









■ パターンを準備します

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パターンの選び方
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88ページ、89ページに記載している出来上がり寸法を参考にパターンのサイズを選びましょう。
基本的なパターンの写し方については、topicsの「縫い始める前にしておきたい下準備について」の
ページで詳しくご紹介していますので参考になさって下さいね。




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写しとるパターン
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サイズが決まったらパターンを写します。

* 前身頃
* 後ろ身頃
* 袖

* 衿ぐり・袖口用のバイアステープは、長方形の単純な形なので寸法を見て自分でパターンを引くか
生地に直接チャコなどで線を引く直裁ちでOK!)   


 パターンは、外側の線だけでなく 「前身頃・袖」といった型紙の名称や、
 「サイズ」「地の目」「合印」などすべての情報を写しとっておきましょう。












■ 地直しをしましょう

裁断の前に水通ししましょう。
地直しの仕方はtopicsの「縫い始める前にしておきたい下準備」 の 「綿麻素材の地直しの仕方」で
詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、本で使用しているフレンチコーデュロイのような毛並みのある生地は、毛をつぶしてしまわないよう
水通しをした後はネットなどに入れてできるだけ軽めに脱水をします。(約1分前後)
生地のゆがみを丁寧に整えながら干し、完全に乾いたら生地の裏側からアイロンをかけて整えます。
アイロンはスチームをたっぷりきかせて、生地に触れる程度の軽いタッチでかけるのがポイントです。
強く押し付けてしまうと、毛足がつぶれてしまいますので、気をつけて下さいね。















■ パターンを配置しましょう

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置 き 方
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まずは生地を縦に二つ折りにして、片側に「わ」を作ります。
生地がゆがまないように広いスペースをとって作業を行って下さい。

 身頃を裁つ左側の部分は、前身頃がぎりぎり入るぐらいの幅にたたむと、衿ぐり用バイアステープを
 継がずに裁断することができます。また衿ぐり用バイアステープは一番大きな130センチサイズで
 63センチ以上あれば衿ぐりをくるむことができます。





























■ 縫い代をつけましょう
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縫い代をつけます
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パターンが配置できたら、上図もしくは88ページ・89ページの「裁ち図」を見ながら、指示どおりにチャコで縫い代をつけます。

 前後身頃の衿ぐりと、袖口はバイアステープでくるむので縫い代は必要ありません。
 裁断の仕方について詳しくはtopicsの 「裁断の仕方」 を参考にしてください。






■ 裁断しましょう
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裁断のコツ
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パターンを配置し、縫い代線が引けたら裁断をします。

裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。
パターンを配置した生地はなるべく動かさず、はさみの下の刃を机に滑らせるように添わせ、
生地がはさみで高く持ち上がらないようにするのがポイントです。
前後身頃の袖ぐり、袖のカーブ部分は一度で裁断しにくければ
まずは少し大きめに荒裁ちをしてから、あらためて正確に裁断してみて下さいね。







■ 印つけについて

裁断ができたらチャコやチャコペーパーなどを使って印をつけます。
また各ノッチのある場所には、その部分の縫い代に小さく切り込みを(縫い代の端から約0.2センチぐらい)入れておきます。


 シャーリングゴムをつける部分はこんな風に印をつけてみて下さい。








 ゴムテープにも印をつけておきましょう。









必要な印を入れたら後はステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して縫っていきましょう。














■前身頃にシャーリングを作りましょう

身頃にゴムテープを縫いつけてシャーリングを作ります。
シャーリングをきれいに均等に寄せるためには、どの部分も大体同じゴムテープの引っ張り加減で縫い止めることが
ポイントです。縫い方を詳しく解説します。

















































■衿ぐりにギャザーミシンをかけましょう

前身頃の衿ぐりに、粗い針目でミシンをかけます。









■肩を縫いましょう











続いて前後の身頃を中表に合わせ、肩を縫います。
縫い終えたら、アイロンで縫い代を割って整えておきます。




















■衿ぐりをパイピングしましょう

衿ぐりをバイアステープでくるみます。まずは、テープの下準備をしましょう。

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テープに折り線をつけましょう
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下図のようにテープを折って、アイロンでしっかりと折り線をつけます。


















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テープに印をつけましょう
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下図の用にテープに印をつけ、余分をカットします。
このテープの印は、身頃に寄せるギャザー分量の目安となる大切な印です。
正確にしっかりとつけて置いて下さいね。












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身頃の衿ぐりにテープを合わせましょう
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下図のように身頃の衿ぐりとテープを合わせ、ミシンで縫います。












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衿ぐりをテープでくるみましょう
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衿ぐりをミシンで縫います。
表に返してバイアステープを出来上がりの状態に折り、テープの端をミシンで縫います。















■左肩を縫いましょう

前後の身頃を中表に合わせて、肩部分を縫います。
縫い終えたら下図のように縫い代を割ってアイロンで整え、縫い代を身頃に縫い止めます。





上の肩の縫い代を身頃に縫い止めるとき、下のように縫い代の端を三角形に折って縫い止めると
見た目がとてもきれいに仕上がります。ぜひ試してみて下さいね。















■袖を作りましょう














■袖をつけましょう

袖と身頃を中表に合わせ、ミシンで縫います。
縫い終えたら、縫い代をロック(ジグザグ)ミシンでかがり身頃側へ倒しておきます。















■脇を縫いましょう

前後の身頃を中表に合わせて、袖から脇を続けて縫いましょう。
縫い終えたら縫い代をロック(ジグザグ)ミシンでかがり、後ろ身頃側へ倒します。



















■身頃の裾をあげましょう

身頃の裾をロック(ジグザグ)ミシンでかがり、裾をあげます。




















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