■ 準備するもの








生地・・・春夏はリネンやコットン、秋冬はウールなどお好みで生地を選んでいいと思います。


接着芯・・・生地の厚さに合わせたものを選びます。リネンやコットンの生地を使用する場合は
薄手タイプぐらいがいいと思います。不織布タイプではなく、基布が布タイプのものを選びましょう。








■ パターンを準備します
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パターンの選び方
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ゆったりと多めのゆとりが入ったコートです。バストの出来上がり寸法などはかなり大きめになっていますが、
普段着ているコート類のサイズ、もしくは1つ下のサイズぐらいがちょうどいいかと思います。






 パターンの写し方については、topicsの「縫い始める前にしておきたい下準備について」の
 ページで詳しくご紹介しています。よかったら参考になさって下さいね。






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写しとるパターン
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サイズが決まったらパターンを写します。

* 前身頃
* 後ろ身頃
* 袖
* ポケット
* フード
* フード見返し
* フードまち
* フードまち見返し
* フード衿ぐり見返し

 パターンは、外側の線だけでなく、「前身頃・袖」などといった型紙の名称や、
 「ノッチ(合印)」 「サイズ」 「地の目」 「縫い代寸法」など、すべての情報を写しとっておきましょう。

 表裏が分かりにくい生地は、表面にマスキングテープなどを貼ってパーツの名前を書いておくと、
 作業中にひと目で何のパーツかや、裏表などがわかり、間違いを防ぐことができます。











■ 地直しをしましょう

ドライクリーニングを必要とするようなウールや化繊の一部は、まず霧吹きで生地全体に霧を吹いてよく湿らせます。
水分が蒸発してしまわないように、大き目のポリ袋などに生地を入れ、
そのまま一時間ぐらい置いてから、水分がなくなるまで生地の裏側からアイロンをかけ、布目を整えます。
※毛足のあるものや、こて光り(アイロンの熱によって生地の表面が光ってしまうこと)が出てしまうような生地は
あて布をしたり、アイロンを浮かし気味にかけたり、風合いを損ねてしまわないよう、様子を見ながら作業を行ってください。

リネンやコットンなど、縮みやすい素材の生地を使用する場合は裁断の前に水通ししましょう。
地直しの仕方はtopicsの 「縫い始める前にしておきたい下準備」 で詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。










■ パターンを配置しましょう

下の図を見ながらパターンを配置します。














■ 縫い代をつけましょう

パターンが配置できたら、上の「裁ち図」を見ながら、指定の寸法どおりに縫い代をつけます。

 裁断の仕方について詳しくはtopicsの 「裁断の仕方」 を参考にしてくださいね。






■ 裁断しましょう
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裁断のコツ
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パターンを配置して縫い代線が引けたら裁断します。
裁断中は、はさみを動かしやすいように生地の周りを移動しながら各パーツを裁っていきます。
パターンがのっている生地はなるべく持ち上げたり動かしたりせず、はさみの下刃が机の上を滑るように動かしていきます。
衿ぐりやポケットなどのカーブ部分については、一度で裁断しにくければ少し大きめに荒裁ちをしてから裁断してみて下さいね。






■ 印をつけましょう

 裁断ができたら、チャコやチャコペーパーを使って出来上がり線の印をつけましょう。
 (※チャコペーパーは両面・水で消えるタイプのものがお薦めです。







 また、各パーツを縫い合わせていくときにノッチ(合印)がとても重要になってきます。
 小さなノッチ(合印)も忘れずに印をつけて作業の効率化を測りましょう
 ノッチは、縫い代の端に小さな切り込み(約0.2センチぐらい)を入れて印の代わりにしてもOKです。



 ミシンで縫うときはステッチ定規やミシン台(下画像参照)についている定規を利用して縫うと便利です。
 最小限の印でも、縫い代の幅を一定にして縫うことができます。










■接着芯を貼りましょう





■ポケットを作りつけましょう











■前身頃の見返し部分の裾を縫いましょう









■後ろ身頃を縫いましょう














■身頃の肩を縫いましょう
















■袖をつけましょう










■袖下と身頃の脇を縫い合わせましょう










■見返しの端と裾を縫いましょう










■フードを作りましょう










■フードの見返しを作り、つけましょう










■身頃に衿ぐり見返しとフードをつけましょう










■衿ぐり見返しとフード見返しをステッチで押さえましょう










■ボタンホールをあけ、ボタンをつけましょう

左前身頃の指定の位置にボタンホールをあけ右前身頃の指定の位置にボタンをつけましょう。























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