Q.ワンピースやチュニックを作ったときに、身幅や着丈はぴったりなのに肩幅だけが窮屈です。
補正の仕方を教えて下さい。


肩幅だけが窮屈な場合は以下のように補正をします。
あまり肩先を出し過ぎてもバランスが悪くなりますので、ワンピースやチュニックの場合は補正寸法は最大でも
1.5センチ以内に押さえて下さい。これらの補正による袖ぐり寸法の差は数ミリ程度なので、お袖の方は特に
補正をしなくても大丈夫だと思います。
















Q.ウールの生地でコートを作ろうと思っています。糸と針はどんなものを使用したらいいですか?
また、ウールの場合裏地をつけた方がいいでしょうか?


秋冬にとても温かなウールの生地。使い慣れているコットンやリネンの生地とはほんの少し扱い方が違いますので、
簡単にご紹介いたします。

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ウールの地直しの仕方
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ウールは、木綿や麻のように「ざぶっと生地全体を水に通す」という地直しの方法ではなく、
生地をほんのりと「湿らせてアイロンで整える」という方法で地直しをします。
まずは 霧吹き と 大きなビニール袋(45リットルのゴミ袋のようなものがGOOD)、アイロンを準備します。



※毛足のあるものや、こて光り(アイロンの熱によって生地の表面が光ってしまうこと)が出てしまうような生地は
あて布をしたり、アイロンを浮かし気味にかけたり、風合いを損ねてしまわないよう、様子を見ながら作業を行ってください。





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お薦めの糸と針
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Q.CHECK&STRIPE FLORAL  に載っているAラインのワンピースを天竺のボーダーニットで
作ってみたいのですが、適していますか?


伸縮性の低い(あまり伸びない)ニットの生地であれば、問題はありません。
大きめのパネルボーダーなどをご利用になられてもとてもかわいい仕上がりになると思います。
ポイントは肩に伸び止めテープを貼っておくことと、見返しに布帛(ニット以外の生地)を利用していただくといいと思います。
















以前このようなご質問をいただいて、以下のようにお答えしましたところ、
この返答について、更にご質問をいただきました。


以前いただいたご質問とお答えをまずご紹介いたします。

Q.キルティングベスト(みんなのてづくり)に、
キルティングコート(布屋のてづくり案内)のフードを付けたいのですが・・・?
またその場合、メートラインはどれぐらい多めに準備すればいいでしょうか?


まずは、キルティングベストの実物大パターンをそのまま写し取ってから、衿ぐり線を引きなおします。

また、衿をフードにした場合のメートラインですが、プラス20〜30センチは多く必要です。
また本で紹介しているメートラインの用尺は縫い代をほぼ1センチとした用尺ですので、
初心者の方は20〜30センチぐらいは余裕を見て、多めにご用意された方がいいと思います。







これらに対するさらなるご質問とお答えです。

Q.上の挿絵の前身頃に「前中心」と「前端」という表記があります。
前中心=前端と思っていましたが、違うのでしょうか?




私も実はソーイングを始めたばかりのとき、ご質問者の方と同じように思ってしまっていました。

理解がちょっと難しいのですが、ボタンで止めるような前開きのお洋服には前中心付近に
「打ち合わせ」という生地の重なっている部分(ボタンをつけたりボタンホールをあけたりする部分です)があり、
その「打ち合わせ」を作るために前中心よりも前端を数センチ持ち出すのが基本の形となります。
前端と前中心を正確に理解しておくと、パターンの見方や衿のつき方、縫い代の付け方などなど
多くの部分で理解がいっそう深まります。この機会にぜひ覚えてみて下さいね。














-----------------------------以上が12/27更新分です----------------------------------










Q.キルティングコート(布屋のてづくり案内/p.20)の丈を短くしたいのですが・・・?

お好みの着丈にパターンを引きなおす方法をご紹介します。
コートの着丈はお手持ちのコートの中から好みの丈のものを参考してに決められるのが
簡単でお薦めです。着丈を測るときは後ろ中心で測ります。

まずは一度実物大パターンをそのまま写してから、線を引きなおしましょう。















Q.キルティングベスト と キルティングコート それぞれニットテープの縫い方が違いますが・・・?

キルティングベストとキルティングコート、それぞれニットテープの付け方を違う方法でご紹介いたしましたが
「こちらのアイテムにはこの方法で!」といったような決まりはありません。
どちらの方法で付けられても、見た目はほとんど変わりませんが、リバーシブル仕立てにされるのであれば、
裏表、ミシン線が1本で縫いとめられる「キルティングコートでご紹介した方法」でテープをつけられるのがお薦めです。
使用されておられる生地、ミシン、そして作り手の技量によって、どちらでもやりやすい方法を選択してくださいね。












Q.キルティングコートをリバーシブルに作れませんか・・・?

キルティングコートをリバーシブル仕立てにするには、
肩と脇、袖ぐりと袖下の4か所の縫い代を「折り伏せ縫い」にしましょう。
(折り伏せ縫いの仕方については、「キルティングベスト」のコーナーで詳しくご紹介しています。

また、身頃とフードを縫い合わせた縫い代もバイアステープでくるむ方法ではなく、
キルティングベストの作り方ページでご紹介している縫い代の上にテープを置くようにして
縫う方法で仕立てましょう。


「折り伏せ縫い」をするときには、肩、脇、袖ぐりの縫い代を約0.5センチほど広くとって裁断すると
やりやすいと思います。また、キルティングステッチがほどけてこないように、縫い代の布端から
0.5センチぐらいのところにミシンをかけておくことをお薦めします。
















Q.キルティング生地を縫うのに適した糸は・・・?

キルティング生地をミシンで縫うときには60番のミシン糸(普通のコットンやリネンを縫うのと同じ糸です)を使用して下さいね。
ニットテープを縫いとめる時も同じで大丈夫です。









Q.キルティングベスト、またはキルティングコートをリバーシブルにしたいときロットボタンは・・・?

ロットボタンの市場調査をしてみました。
職場や自宅から行ける範囲の大手手芸店を数点まわってみましたが、
リバーシブルになったときに表に出るホソの部分がリバーシブル対応できるロットボタンを販売しているお店は
残念ながら見つけることができませんでした。インターネットショップも同じく検索してみたところ、
こちらはリバーシブル対応したボタンの取り扱いがあるショップもあるようです。

更にちょっぴり知恵を絞って、ご近所で購入できるロットボタンを使って
リバーシブルに対応できるものを作ってみました。
くるみボタンのようにホソの金具部分を布でくるんでしまうという方法です。
もちろんこの方法は正しい使用方法でなく、単なるアイデア方法ですので、その点をご了承してくださいね。
また、ボタンを打つ力加減に調節が必要ですので、本番前に1〜2個練習をしてから
実際のコートに付けられることをお薦めします。











あとは通常通りにロットボタンをとめつけます。生地が破けないように台座はタオルなどでくるんで使用します。
















Q.キルティング生地の地直しは・・・?

CHECK&STRIPEでは、多くの種類のキルティング生地を取り扱っています。
すべてのものに関してお調べはできませんでしたが、今回あらためて数種類のキルティング生地について
実際に水通しをしてその縮み方について調べてみました。

オリジナル水玉キルティング・・・ 縦横ともにほとんど縮みはありませんでした

リバティプリント×ポリエステルタフタ・・・ 縦横ともにほとんど縮みはありませんでした(数種類試してみましたがいずれも結果は同じ)

リバティプリント×フレンチコーデュロイ ・・・ 幅で約1センチの縮み、縦地に1メートルにつき約0.5〜0.8センチの縮みあり

リバティプリント×リネン ・・・ 幅で約0.8センチ、長さで1メートルにつき約0.5〜0.7センチの縮みあり

という結果が出ました。
また先日地直しは基本的に必要がないという風にお知らせしましたが、
フレンチコーデュロイとリネンが使用されているキルティング生地は地直しされた方が無難だと思います。
また、お店で実際に巻物になっているキルティングをカットしていて、1つ気がついたことがあります。
それはものによっては、長い時間、巻物になっているせいか若干のゆがみが生じてしまっているものや
コーデュロイを使用しているものなどの中には、部分的に毛並みがつぶれてしまったりしているものもあったりするのです。
流通段階でどのような状況に置かれているかは、手に取られた方それぞれで違ってくると思いますので、
やはり、ホームクリーニングをしながら着用される方は、一度は水通しをされてもいいのではないかという風に思いました。

キルティング生地を水通しする時にはまずお手数でもキルティングステッチがほどけてこないように
生地の切り口をロックミシンでかがるか、ミシンで押さえておくとGOODです。
お洗濯用のネットに入れ、1〜2時間の水に付けた後、1〜3分軽く脱水します。
平らなところで、生地のしわを丁寧に伸ばして、ゆがみを整えてから干しましょう。

乾いたときに、表面に目立つしわがある場合、キルティング綿をつぶさないようにアイロンをかけて地直しの完了です。





















Q.ノーカラーのコートの生地の組み合わせについて

ノーカラーのコートをリバーシブルに仕立てる場合の生地の組み合わせについては
多くの方からさまざまな組み合わせで「この組み合わせはOKですか?」というご質問を受けました。

まず基礎知識として、リバーシブルに合わせる生地は基本的に生地の厚みが大体同じものを
合わせる方が初心者の方は無難に仕上げられるのではないでしょうか。

季節柄、もっとも多かった「合わせたい生地」は、フレンチパイルでしたが
大人用コートに使われる場合(特にフレンチパイルを表コートに使用する場合)は、
コート全体に薄手の接着芯を貼ってから仕立てられることをお薦めします。
フレンチパイルは伸縮性は低いもののやはりニットに属する生地です。
長く着用するうちにお尻の部分やひじの部分が伸びてきてしまったり、
大人用コートのような大きな面積で使用されると、生地自体の重みで
若干の型崩れが起こることも予想されるためです。

防寒としてフレンチパイルを合わせたい場合、お薦めはライトアーミークロスや
ナチュラルコットンチノクロスのような目の積んだ生地を表コートの生地に使用して北風を防ぎ、
裏側に温かい空気の層を保ち続けてくれるフレンチパイルを合わせられるのがベターだと思います。
ライトアーミークロスやチノクロスの生地は伸び縮みがほとんどなく、
一見パリッとしていますが、程よいやわらかさも兼ね備えた生地なので、
中厚手のフレンチパイルとの厚みや質感の違いをうまく消化し、型崩れなども防いでくれるのでは
ないかと思います。

またリバティプリントとフレンチパイルを合わせたいという方も多くいらっしゃいました。
その場合は生地の厚みや質感の差が大きいので、表裏がうまくなじまないことが予想されます。
リバティプリントとフレンチパイルの両方に薄手の接着芯を貼ってからお仕立て下さい。












Q.ノーカラーコートをリバーシブル仕立てにする時、どこに接着芯を貼ったらいいですか・・・?

合わせる生地によりますが、初心者の方が手軽に仕立てたいという場合は、
裏コートとなる方に見返しと同じ形に接着芯を貼られるといいと思います。
接着芯を貼ったところと、そうでないところの差が出ないよう接着芯選びは慎重にして下さいね。
(薄手でやわらかなものを選ばれるといいと思います。)

また、表生地にリバティプリントを使用される場合は全面に極薄手の接着芯を使用されても、美しい仕上がりになると思います。















Q.ノーカラーコートをリバーシブルにした場合ボタンはどのように付けたらいいでしょうか?

スナップボタンでもかまいませんが、通常リバーシブル仕立てのコートは表裏同じ位置にボタンをつけ、
反対側にボタンホールをあけたコートが多いように思います。
あまり重くないもので、二つ穴のボタンをコートの表と裏同じ位置に一緒に付けて仕立ててみて下さい。









Q.ノーカラーコートのまつり縫いを上手にするコツなどはありますか?

まつり縫いをするときは「生地をすくう」という意識ではなく、「生地を織っている糸を2〜3本すくう」という意識で
まつってみて下さい。









Q.リネンツイルの裏と表は・・・?

ツイルは、一般的に片仮名の「ノ」の字と同じ向きに斜線が入っている方が表面、その逆が裏側です。
リネンツイルは下のように見えると思います。











Q.ニットの地直しの方法は・・・?

一本の糸から編み上げられるニット生地は水どおしをすると大変縮みやすい生地のひとつです。
水どおしをしないでお洋服に仕立ててしまうと、お洗濯をしたときに縮みが出て
着丈や袖丈が短くなってしまうことがありますので、コットン、リネンなどが使用されている
ニット素材は裁断の前に必ず地直しをしておきましょう。





生地をたたみ大きめの洗濯用ネットに入れ、たっぷりの水に1〜2時間ほど浸しておきます。


ネットに入れたまま、洗濯機で軽く(約1〜2分)脱水をします。
(脱水しすぎると生地が斜行してしまうことがありますので軽めに・・・)


テーブルの上や床の上など平らなところに生地を広げ、ゆがみを丁寧に整えます。


平干し(平らな場所に広げて干すこと)ができるスペースがある場合は、平干しをお薦めしますが
スペースのない場合は2本の竿に渡すようにかけるなどして、部分的に重みがかからないように
工夫して干します。




 補足・・・生地の端「耳」部分がぱりっぱりに糊づけされているようなときは、
 「耳」の部分だけをカットしてから地直しされてもOKです。
 用尺」との関係もあると思いますので、カットするときには生地が足りるかどうか
 しっかり確認してからにして下さいね。

















Q.リバティでピンタックを縫ったところの縫い目がつってギャザーを寄せたようになってしまいました。
最適な針と糸のサイズを教えて下さい。


リバティプリントやローンなどの薄手の生地をミシンで縫うときには、薄地専用の針と糸を使います。
ミシン糸は90番がお薦めです。大手手芸店などでも多く扱いのあるシャッペスパンという名前の糸ですと
黄色の糸巻きの糸になります。またミシン針は9号がお薦めです。
またお持ちの方は、薄物押さえという薄い生地専用の押さえ金を使ってみて下さい。
これらを交換するだけで、びっくりするぐらいきれいに縫えると思います。









Q.ギャザーが寄ったタイプのスカートに裏布をつけたいのですが・・・?

ギャザースカートに裏布をつけるときは、必ずしも表布と同じ幅で作る必要はありません。
逆に、ウエスト周りのボリュームを押さえるためにも、幅を若干せまくして仕立てられる方が
いいのではないかと思います。

裏布は表布と同系色を選ばれると無難です。白色の透ける生地を使用された場合は、
裏布は白ではなく若干ベージュがかったお色を選ばれると真っ白よりも透けにくくなります。














Q.袖をつけるとき、いつも袖山の方が余ってしまいます・・・

お洋服の構造上、袖ぐりと袖山の長さは同じではありません。
一般的なお洋服は、袖山の長さの方が若干長くなっていますので、ぴったりと両方の縫い代を引っ張りながら
合わせていくと袖山の縫い代の方が数ミリから数センチ余ってしまうのが通常です。
お洋服の作り方ページに、特に袖山を「いせる」や「ギャザーを寄せる」という表記がない場合には、
下の写真のように袖山の縫い代が上になるようにしてピン打ちをしていくといいでしょう。
そしてまち針を打つ時は人差し指と中指の(指の)腹の丸みで重ねた縫い代を心もち山なりにしながら
袖山と袖ぐりの縫い代の分量を調整します。(山なりにすることで重なっている2枚の縫い代のうち、
上側にある袖山の縫い代の方がまち針とまち針の間隔で0.数ミリ程度長くなります。)
この作業がちょこっと難しいときにはしつけ糸で袖山を細かくぐし縫いして、袖ぐり寸法まで縮めてから
縫い合わせて見て下さいね。













Q.縫い代をかがる端ミシン・・・きれいにかけるコツは?

お洋服を作るとき、必ず出てくる縫い代をかがる作業。
ロックミシンをお持ちでない方の中には、うまくミシンが進んでくれなくて、ちょっとしたストレスを感じた経験も
あるのではないでしょうか。特にポリエステルシフォンやWガーゼなど柔らかく薄手の生地は、ミシン針が落ちる
穴の中に生地が巻き込まれてしまったり、縫い目がぎゅーっと縮まってしまったりということが多くなります。
ジグザグミシンにも、残念ながら得意、不得意の生地がありますので、「柔らかい」 「薄手」などのジグザグミシンが
かかりにくい特徴を持つ生地は袋縫いという端処理がお薦めです。

「袋縫い」 初めて聞かれた方もいらっしゃると思いますが、縫い方はいたって簡単!
作業の手間の面から考えても、ほとんど手間をかけないシンプル工程、シンプル構造なので心配は要りません。
ロックミシンをお持ちの方でも、オーガンジーやシフォンなどのすける素材を使ってお洋服作りをされるときに
ぜひ活用してみてくださいね。
















Q.家庭用ミシンでうまくニットを縫うコツはありませんか?


ニットについて、こんなお問い合わせを多くいただきます。
結論からいいますと、近年、家庭用ミシンの性能はぐんとアップしてしてきていますが、
ニットにはやはり伸縮に対応できるロックミシンがお薦めです。
1度使ってみると、その縫いやすさ、スピード、仕上がりの違いを実感されると思います。
しかし、2本針4本糸にカバーステッチ付のロックミシンを購入するのは、
清水の舞台から飛び降りるぐらいの 『決心』 と 『資金』 が必要なのが悩みどころです。

ときどきしかニットを縫わないからロックミシンまでは…と思っていらっしゃる方や、まだ購入に悩んでいる方、
資金調達中という方などなど、ロックミシンはないけれどやっぱりニットが縫いたい!というときには、
生地の種類を少し選んでいただくと家庭用ミシンでもストレスなくきれいに縫うことができると思います。

まず、家庭用ミシンにお薦めのニット生地の特徴は
* 適度な厚みがある
* 伸びすぎない(伸縮度は低〜中ぐらいがお薦め)
  この2つ。

種類としてはトレーナー生地、厚手の天竺、スムース、ポンチなどにこのような特徴を持った生地が多くあると思います。
生地の伸縮度は「伸縮度」や「テンション」といった言葉で示されていますのでお買い物をされるときに確認して、
縫いやすい生地を選ぶようにしてくださいね。きっとお気に入りの一着ができると思います。






Q.フレンチフライスなど、伸縮度の高いニット生地を縫うとき、縫い目が伸びてよれよれに
なってしまいます。よれよれにならないいい方法はありませんか?


生地と押さえ金の間に、下の写真のように厚手の不織布(写真はケント紙程度の厚みのものを二つ折りにして
います)をはさんで縫ってみてください。よれよれが軽減されます。ここで不織布を利用したのは、
表面が若干ざらざらしていて生地との摩擦が強く、間にはさむような荒業(裏技)を使っても
ずれにくいという利点があるからです。





縫いあがりはこんな感じです。縫った直後は多少よれよれしていますが、スチームアイロンを軽くかけると
よれよれはなくなります。










Q.ビニールコーティング、生地のすべりが悪くとっても縫いにくいのです・・・コツはありませんか?

ビニールコーティングを縫うときには、「テフロン押さえ」という押さえ金を使ってみてください。滑りがよくなります。
そのほかプラスアルファーとして、赤ちゃんに使う「ベビーパウダー」のようなものを生地の表面に軽くはたく、
ハトロン紙を重ねて縫うなどの方法もあります。







Q.キルティングコートに、防寒対策としてフレンチパイルで裏をつけたいのですが・・・?

キルティングコートは、コート地自体にしっかりとした厚みがありますので、更に分厚いフレンチパイルを
重ねて縫い合わせるには、ハイパワーのミシンと技術が必要です。それらの道具と技術がなくても
簡単にできるライナーで防寒対策をしてみてはいかがでしょうか?


まずはコートの前身頃と後身頃のパターンを使って、ライナーを作ります。
コートの内側につけるものですので、パターンを少し小さめにアレンジして使います。





縫い代をつけずに裁断して、肩と脇を縫い合わせ、縫い代をロック(ジグザグ)ミシンでかがります。



















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